新潟・阿賀町

パンとおやつ奥阿賀コンビリー

奥阿賀コンビリー

期間：2019年
デザイン：坂東真奈／店舗デザイン・施工：関田孝将

ロゴ
パッケージ
名刺
ショップカード

背景・ストーリー

「こんびり」は阿賀町の方言で「おやつ」のこと。

新潟県阿賀町は新潟県と福島県の県境にある町です。地域おこし協力隊として阿賀町に移住した柳沼夫妻が、地元の食材を使った商品の製造・販売を行う拠点としてオープンしたお店。鬼ぐるみ、エゴマ、栗、山菜など、山深いこの土地ならではの食材に惹かれ、商品開発や営業を柳沼さんが、パティシエである奥様の沙織さんがお菓子をつくっています。

嫁入りキツネが目印。

狐の嫁入り伝説のある阿賀町の津川地区。毎年5月に開催される「つがわ　狐の嫁入り行列」というお祭りで有名な場所でもあります。雁木という、雪国独自の木造アーケードの美しい街並みの中にある、パンの香りのするお店のロゴデザイン。
子どもからお年寄りまで、店名がわからなくても一目でわかるように、この地区のシンボルである嫁入り狐をモチーフにしました。お嫁にきたママキツネが、麒麟山から毎日パンを買いに来るストーリーをつくり、イラストロゴに。「奥阿賀コンビリー」という店名に「パンとおやつ」というコピーをそえて、わかりやすいコミュニケーションにしました。