Ban Design Studio

宮崎・都城

マルハチフクレ

株式会社まるはちふくれ菓子店

期間:2021年〜
アートディレクション&デザイン:坂東真奈/コピーライティング:池田あけみ/写真:trim graph/ウェブデザイン:しなやかデザイン/リサーチ・スタイリング:櫻井彩衣子

  • ロゴ
  • パッケージ
  • ショップカード
  • 写真撮影
  • スタイリング
  • コピーライティング
  • ウェブサイト

背景・ストーリー

はじまりは、ばあちゃん。

「ふくれ菓子」は、宮崎県都城で昔から家庭でつくられていた釜蒸し菓子です。ある日、ばあちゃんがつくったふくれ菓子が近所で評判となり、おじいちゃんの名前「米丸祐八」さんにちなんでふくれ菓子専門店「まるはちふくれ菓子店」になりました。
3代目で孫の木下真一さんと泰子さんご夫婦が、ばあちゃん秘伝のレシピを守りながら、日々おいしさを追求してふくらませています。早朝から釜で蒸しあげた「ふくれ菓子」は、中心地から離れた場所にあるにもかかわらず、午後には完売。バター不使用だから毎日食べてもあきない。手土産に、家のおやつに、地元の人にとって定番のおやつです。
このふくれ菓子を、全国の方々にも食べてもらいたいということでオンラインショップブランドをつくることになりました。

それはおばあちゃんの十八番でした。

ふくれ菓子のオンラインショップの目標は、「都城の定番おやつ」を「日本の定番おやつ」にすることでした。全国的にはあまり知られていないふくれ菓子の魅力を、どうオンラインで伝えていくか。製造現場を視察し、リサーチを重ね、チームでコンセプトづくりに時間をかけました。
まるはちさんの丁寧なものづくりの根源は、おばあちゃんのスピリット。
「それはおばあちゃんの十八番でした」というメインコピーを軸に、昔からずっと続く、おいしさをささえる丁寧なものづくりの背景を伝えました。
さらに、ギフトとして贈りたくなる、贈られてうれしいパッケージデザインや、ストックして毎日食べたくなるふくれの買い方、食べ方などもトータルデザイン。
店頭ではラップでくるんでいる三角の個包装を、ロゴ入りのオリジナル三角袋に。4個セットの三角箱にすることで、製造現場でのストックヤードの省スペース化と、家庭の冷凍庫での省スペース化。「いつもそばにあるおやつ」であるためのデザインをしました。

Photo
背景・ストーリー:Yuki Kawada
事例:No1~4 Shinpei Iwasaki,No5~6 Yuki Kawada

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