背景・ストーリー
漁師町の塩
高知県中土佐町は、カツオの一本釣りで知られる漁師町。そんな地域の魅力を発信するお土産商品を作りたいという想いから、道の駅なかとさのマネージャー・小玉さんと店長・林さんが道の駅なかとさオリジナルブランドプロジェクトを立ち上げました。地域の生産者と連携し、訪れた人々に中土佐町の豊かな自然や風土を感じてもらえる商品を企画。第一弾は、地元で天日塩を製造している塩職人・小川心平さんとのコラボレーションでした。
2022年〜
アートディレクション&デザイン:坂東真奈/コピー:池田あけみ/映像:trim graph/写真:井戸宙烈/売り場制作:山崎早太
高知県中土佐町は、カツオの一本釣りで知られる漁師町。そんな地域の魅力を発信するお土産商品を作りたいという想いから、道の駅なかとさのマネージャー・小玉さんと店長・林さんが道の駅なかとさオリジナルブランドプロジェクトを立ち上げました。地域の生産者と連携し、訪れた人々に中土佐町の豊かな自然や風土を感じてもらえる商品を企画。第一弾は、地元で天日塩を製造している塩職人・小川心平さんとのコラボレーションでした。
カツオ船が行き来する太平洋、市場にはとれたての新鮮な魚が並ぶ漁師町の風景。その風景を、そのまま「漁師町ソルト」というネーミングにこめました。久礼の町のシンボルでもある「双名島(ふたなじま)」をアイコンに。「漁師町の塩」をコンセプトにブランディング。パッケージ、売り場、POP、販促、映像、パンフレットをトータルデザインしました。
中土佐町の名物となった「漁師町ソルト」は、発売から3年で道の駅の売上ナンバーワン商品に。天日塩の製造現場にも県外からの視察が増え、地域の注目度が高まっています。
「漁師町ソルト」は、観光客、地元住民、そしてレジャー客が行き交う道の駅なかとさの客層に合わせ、4種類のパッケージをデザイン。お土産やギフト、自分用、県外への販路展開など、さまざまなシーンで手に取ってもらえるよう、各ニーズに対応した商品ラインナップを用意しました。
「漁師町の塩」というコンセプトのもと、ショートムービー制作。目の前の海からくみ上げる塩づくりの風景、漁師町の風景を伝えることで、塩のおいしさを届けました。
Photo
背景・ストーリー: Hirotake Ido
事例:Shinpei Iwasaki